読書記録③「火のないところに煙は」

こんにちは!

今回は溜めていた読書記録回です!いつ読み終わったっけ?結構前な気がするぞ!


読んだ本はこちら。

「火のないところに煙は」芹沢央


私は結構帯を参考に購入決めたりしちゃうので、「読む手が震えて止まらない」の謳い文句に素直にビビってました笑

ビビっても買うけど笑

作者の人のことも全然知らなくて、なんでこの本買ったのかというとホラー小説おすすめの中に割と挙げられてる&そこそこ新しい本だったからです。

あと舞台が神楽坂ってとこも惹かれます。以前近くで働いてたことがあって、たま〜に神楽坂ぷらぷらしてたこともあり、なんとなくの雰囲気知ってたのと……てかそもそも「神楽坂」って響きが良くない?ノスタルジーと怪しさを感じるよね。という理由からでした。

あとあと、レビューに最後のページで一気に怖くなるって言っててそこも気になるポイントでした。


ってことで、以降はゆるゆる読書感想文です。

ネタバレは薄めだけど、踏みたくない方は以降は回避してね。また別の記事で!







小説のはじまりからして怖くて一旦読むのやめたよね笑

初手、『染み』はアカンでしょ笑


こちらの小説、なんと作者自身が主人公で、神楽坂を題材にしたホラー小説を書くことになり、神楽坂と言えば実は……と、作者自身の何かしらの因縁がある風の語り口からはじまります。

そこにまつわる幾つかの体験(作者が関わった案件)が描かれるつくりで、主に読者の人や知人から聞いた不可思議な話を取材するので、中身はわりとバラエティに富んでます。

怖い話アソート。

お化け系から人による胸糞系とかまで。でも、実はこの点だと思われてたエピソードが繋がり出して、最後はとある事象に線として繋がり……みたいな。

ホラーだけどミステリっぽい。

(ホラーとミステリの関係についても作中で語られててそこも結構面白かった)


目次を列挙するけど、たぶんこれ見たら内容気になるのでは??


第一話 染み

第二話 お祓いを頼む女

第三話 妄言

第四話 助けてって言ったのに

第五話 誰かの怪異

最終話 禁忌


いやぁタイトル秀逸ですよね。

読んだけど読みたくなってくる〜〜笑

あんまり内容について語るとネタバレ過多になっちゃうし、この本を勧めたい人はきっとネタバレを語らないと思うので私も語りませんが、最後の章を読むと一気にホラーが身近にやってくるのでとてもオススメです。

各話、各話はそんなに怖くないかなぁと思うんですが、ラストがとても鮮やかでした。

主人公が作者なのでどこまでがフィクションで現実なのかわからなくなるところも実に良きです。

調べたところ、作者の方のツイッターとかも作品とリンクしてるところがあるそうで、書き手の人ほんとうまいなって思います。褒めてる!


あと、この本を読む前後で話題になったカクヨムのホラー「近畿地方のある場所について」を読んでおりまして、作品スタイルが近いものを偶然摂取したなぁと思いました。

とか思ってたら次回読んだ本も同じようなスタイルの「残穢」を読むこととなり、奇しくも作者が語りつつ情報を求めるスタイルホラー三連作を読破することになりました。

縁が……結ばれちゃったかな?



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